こんにちは
Bibury Court 下間です。

新潟から小一時間、高崎に到着しました。

駅に降り立つと、
さっそくお出迎えしてくれたのは
立派な「だるまさん」
その姿を見た瞬間、
子供の頃に読んだ『だるまちゃんとてんぐちゃん』
を思い出し、
ほんのり心が温かくなりました。

今回の高崎訪問の目的は、
フォトギャラリー「WIST」さんとの初商談。
SNS運用に関する意見交換のためにお伺いしました。
WIST代表の渡辺さんは大の英国好きで、
実は以前、別の店舗でBibury Courtのアイテムを
取り扱っていただいたご縁のある方です。

予定時間をすっかりオーバーしてしまうほど、
有意義なディスカッションができました。
感性の近い方と交わす会話は、
やはり刺激的で楽しいですね。

高崎の「だるま」にあやかって、
良いご縁がさらに続いていきそうな、
そんな一日でした。

さて、黄昏どき。名残惜しくも高崎を後にし、
次なる目的地・郡山へといそいそ移動します。
到着したのは夜8時。
すっかり日は暮れ、街は夜の顔に。
駅前の繁華街を歩いてみたものの、
人通りはまばらで、
目立つのは道の角々にたむろする客引きたち。

この状況、なんとも言えぬ緊張感。…とはいえ、
こちらもなかなかの旅慣れ。
思い切って表情を消し、
スッと客引きの一人に紛れ込むような空気で
その場を通過。
「どうぞどうぞ、いかがですか」と
声をかけられる側ではなく、
あわや“かける側”として、
無事にこの夜の関所を突破しました。

やっとこたどり着いたのは、
「綜合食堂 三松会館」
その名の通り、“綜合”とあって、
メニューは和洋中すべて揃った
オールジャンルの定食屋。
正直、ごった煮感は否めない…のですが、
不思議とまとまりが良く、
それぞれの料理にきちんと芯がある。
個人経営ならではのこだわりと、
バランス感覚の妙を感じます。
大手チェーンには真似できない、
ゆるやかな空気と雑多な魅力。


壁一面に貼られた焼酎・日本酒の短冊も圧巻で、
どちらかと言えば“食堂”というより“飲み屋”として
使っている常連客が多い印象です。
なまりのあるおばちゃんの接客も手伝って、
郡山の夜にぴったりな、温かな一軒。
Don't Let Me Be Lonely Tonight
James Taylor
軽く日本酒を2〜3杯ひっかけ、
ほどよくほろ酔い気分。
郡山の夜風に吹かれながら、
客引きが待ち受けている繁華街を通って
ホテルへ向かいます。
「どうですか、旦那」
と、声をかけられた。
たまには、引かれてみるのも、
悪くないかな~
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つづく
バイブリーコート


