こんにちは

Bibury Court 下間です。

 

 

4月8日〜4月14日
松屋銀座 5階にて
ポップアップストアを開催します。

参加ブランド

Bibury Court / shibuya kaban
sage de cret / D.C.white / dubarry

春物アイテムを中心に展開予定です。
会期中は売場に立つ予定ですので、
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

 

さて、

春の気配を感じる、やわらかな陽気の平日。

ふと、藪蕎麦御三家の一つ、
浅草の 並木藪蕎麦 の暖簾をくぐりました。


時刻は三時半。
食事というより、晩飯までの軽い繋ぎとして、
ざるそばを注文しました。

 

 

まずはツユをつけずに一口。

甘皮の香りが静かに広がり、

飾り気はないのに、やけに旨い。

続いて、
ツユにほんの少しだけチョンと付けてすすります。

カエシの力強さが際立ち、キレのある辛口のツユ。

角の立った細切りの蕎麦は喉越しもよく、
完成度の高さを感じます。

そば湯で口の中を整えながら、改めて気づくのは、

辛さだけではない出汁の豊かな香り。

カツオの輪郭がしっかりと立ち、
江戸の味わいを感じさせてくれます。

 

しばらくすると、温かいかけ蕎麦が到着。
まずは汁を一口。カツオの香りが鼻を抜け、

ざるのツユと同じくカエシのキレがありながら、
まろやかさも感じられます。

これもまた好みの味。

薬味はネギとワサビのみ。
温かい蕎麦でも七味ではなくワサビというのが、
いかにも伝統的な江戸の蕎麦屋らしく粋です。

食後、夕暮れが近づく隅田川を歩きました。
浅草の空気は、どこか時間がゆるやかで、
過去が静かに残っている気がします。

銀座でお世話になっている松屋の浅草店も、
この街にある。


母は浅草生まれで、
子供の頃、松屋の屋上遊園地で遊んでいたそうです。
そんな話を思い出すと、
自分が今ここで蕎麦を食べていることも、
妙な縁のように感じられてきます。

特別なことは何もない、ただの午後。
けれど、
こういう時間の方が、
案外長く記憶に残るのかもしれません。

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