こんにちは
Bibury Court 下間です。
2019年 新作のトートバックは岡山に工房を構える
ハンドメイド鞄職人の渋谷さんに依頼しています。
昨日、作業途中の写真が送られて来たので
予告的にご紹介いたします。

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本体素材は皆様もご存知!
英国生まれのワックスドコットン。
経年変化が愉しみなのは言うまでもありません。
そして、裏地に使用したのが英国風味満載の
高密度コットンツイル!
この素材トレンチコートの表地に使用するものなんです。
実は前にコートを作った残り生地が少しだけあったので
使わない手はありません。 高価な生地ですからね。

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本体に使用している茶色のレザーは渋谷さん知人の
猟師さんが捕獲した鹿の革です。
その革を渋谷さんご自身で加工しているのですから
素材からしてハンドメイドなのです。

秋のオイルド その2_e0309501_12150535.jpg

ハンドルは、強固な牛革です。
こちらも型抜きから色塗りまですべて手作業です。
特に色塗りは作業途中にこの様に写真で色を見ながら
ちょっと濃く、もうちょっと黒を強くと確信し合い
ながら進めて行きます。
そして何度も何度も重ね塗りすることで
独特なムラ感のある深い色合いに仕上がっていきます。
取り付けも、もちろん手縫いです。
手作業ならではの素朴で重厚な面構えのトートバックが
もうすぐ出来上がります。 お愉しみに。
そして、お盆休みの私は心を磨くために
六本木のアート展に、、、

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会場入りしてすぐ
部屋全体に張り巡らされた赤い糸の空間。
圧倒的なインスターレーションにたちまち驚愕

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そして、恍惚のまま黒い糸の空間へ、、、、、
ただ茫然となるしかない迫力

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アートを胸いっぱい深々と吸い込んだような
感覚になる素晴らしい個展でした。

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フラフラと帰宅した黄昏時には
サイゼリヤのマグナムボトルで家デリヤ

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サイゼリヤは残ったワインを持ち帰れるのです。
*塩田千春展 魂がふるえる 森美術館で開催中 
 お勧めです。
バイブリーコート
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